講堂・ホールのフローリングでこんなお悩みはありませんか?

表面のコーティングが剥がれて汚れている

表面の塗装、コーティングがフィルム状に剥がれてくる…これは密着不良と言われている状態になります。原因は多々考えられますが、ウレタン塗装の積年に渡る多層塗り、下地に樹脂ワックスが施工されている、ウレタン塗装施工時の研磨が不十分、といった事象が原因に挙げられます。

爪でも剥がれるくらいの密着不良状態の床です。皮スキを当てるとフィルム状に塗膜が剥がれてきます。 ドラムサンダーによる研磨です。番手を変えながらなめらかに仕上げます。 研磨後、旧塗膜がキレイに除去されました!
ウレタン塗装中です。 ウレタン塗装後(4枚仕上げ後)

板の反り、フローリングピースの凹凸

北海道の厳しい気候は木床にも過酷な環境です。冬は氷点下以下まで下がる気温の変化、強力な暖房設備等による湿度の変化により、木は伸縮を繰り返します。水分を含めば木は膨張、逆に乾燥すれば収縮する特性があり、これが反りの原因になります。また、洗浄作業により使用した水の吸い込みにより反りを生じることもあります。

ピースの凹凸により、高い部分はすり減って白くなっているのが分かります。 削り途中の写真です。凸凹の凸部分が先に削れていきます。ここまで実は凹凸があるんです!黒くブツブツに見えるのは小さな凹みです。 研磨後です。小さな凹みもなくなり、フラットに仕上がりました!

フローリング表面の黒ずみ、変色

公共施設の木床は日々過酷な環境にさらされています。経年変化による変色ももちろんありますが、運動、歩行により日々持ち込まれる汚れにより、時間が経てば床全体が黒ずむのはどれだけシビアな日常管理をしていても避けられないことと言えるでしょう。また樹脂ワックス管理の木床は水による洗浄を繰り返している為、黒ずむ傾向もあります。もしくはワックスの剥離剤の不適切な使用で木に”ヤケ”が生じている場合もあります。

水飲み場下の木床です。水の飛沫やこぼれの為に木目が黒ずんでいます。 研磨中です。左右の違いを比べてください! 研磨後です。木目がキレイに回復しました!

ピアノなどの重量物の移動による傷

様々な用途に用いられる体育館、講堂などでは器具室や物品庫の入口付近に線状の引きずり傷が無数に見受けられる場合があります。深く溝になった傷はポリッシャーによる研磨で除去するのはほぼ不可能です。汚れが入り込む原因にもなります。

ピアノが繰り返し移動する場所の木床です。塗膜が剥がれ、木面までダメージが達していました。 ドラムサンダーによる研磨です。 研磨後です。傷のない状態まで研磨することができました!
ウレタン塗装中です。 ウレタン塗装後です。傷が消え、木目もキレイに見える状態に回復しました!

ミタカ商会のドラムサンダー研磨で上記問題を一発解決!!

「張替えしかないかな…」そう考える前に札幌のミタカ商会にご相談ください!長年にわたり北海道の学校、道内一円の公共施設の木床管理に取り組んできた弊社が今特に力をいれて取り組んでいるのが、木床のドラムサンダー研磨です!!

密着不良、黒ずみ、重量物による傷などの多くはフローリング表層部数ミリの層で起きている現象です。フロア研磨専用機器により、問題の表層を削り取ることにより、多くの問題は解消されます!

張替えと比較したドラムサンダー研磨のメリット

工期の短縮

面積、工事内容にもよりますが、ドラムサンダー工事の期間は研磨からウレタン塗装まで約1~2週間ほどで完了いたします。張替工事となると月単位の工期を要する場合が大半です。

コストパフォーマンス

既存の床を研磨する為、新たな床材を購入する必要がございません。

環境負荷の低減(ゴミの減量・資源の有効利用)

張替となると、当然のことながら剥がしたフローリング廃材が大量に発生し、それと同量の新たなフローリング材が新規に必要となります。それに比べてドラムサンダーによる床の研磨により発生するゴミは研磨による木粉がほとんどです。環境負荷の観点からも、研磨によるリフレッシュ工事は資源の有効利用の流れに調和したプランと言えます。

注意点

フローリングにも種類があり、研磨できるものとそうでないものがあります。

単層フローリング 【施工可能】

一枚の無垢材で構成されている床材です。教育施設、体育館等の多くに採用されています。研磨でのリフレッシュが可能です、

複層フローリング(表層2mm以下) 【施工不可】

合板の下地の上に無垢の単板や化粧板が接着されているフローリングです。表層の単板の厚さがmm単位の為、研磨施工は下の合板が露出するリスクが多く施工不可となります。

詳細現地確認、お見積りは無料です!

TEL:011-879-2900
E-mail:mts@mitaka-s.co.jp

問合せ受付時間:月曜日~金曜日 8:30~17:30(定休日:土曜日、日曜日、祝祭日)

施工の流れ

施工前

研磨作業

 

粉塵除去

研磨後

ウレタン塗布

施工後

Q&A

ウレタンと樹脂ワックスの違いって何?

カテゴリで分別するとウレタンは『塗料』に属するのに対してワックスは『保護剤』となります。最近はワックスにも「ウレタン樹脂配合」をうたっている商品が有る為、混合されやすいのですが、全くの別物です。ワックスが塗布された床には水を使用した洗浄、剥離剤を使用した定期的な剥離作業が避けて通れませんので、床材への負担が生じます。一方ウレタン塗料管理の床は剥離剤に反応しませんし、上塗りの際も水を使用した洗浄を必要としませんので、木床に適した管理といえます。

ポリッシャーの研磨で同じことできないの?

「ポリッシャーにメッシュ(サンドペーパー)をセッティングして荒い番手で研磨ができないか」よく質問をいただくのですが、結論から申し上げると不可です。横回転のポリッシャーでは下地まで研磨しようとするとすぐに目づまりが生じ、作業できなくなります。一方ドラムサンダーは縦の回転で研磨するマシンの為、ペーパーの目詰まりが起きず、200vの専用電源、本体重量の荷重によってスムーズに下地まで研磨致します。

施工後の維持管理方法は?

施工後は年に一回程度の定期的なウレタン塗装による管理が一般的です。ミタカ商会では定期管理も承っております。日常的な管理方法も含めて総合的に木床の管理をお任せ下さい。

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